「勝手に寝転がるな」
福島県
ひろ
私の夫の姑。私がどうしても我慢ならないことが一つあります。それは、私が寝ようと思って布団を敷くと、その布団の上に寝転がる事なんです。
これは、同居を始めてすぐに始まった習慣とでもいえるでしょうか。
初めは本当に発狂しそうな出来事でした。
そもそも、なんで私が布団を敷くと姑がやってきて横になるのかという理由から話しましょう。
理由は二つあると思っています。
その一つは、姑が孫の顔を寝ころびながら見たいから。
今では私の子どもは小学生になり、ずいぶんと大きくなりましたが、同居を始めたのは子どもが幼稚園の頃のこと。幼稚園といえば、もう9時前には布団に入れて、寝かせたいところです。
ところが、私が布団を敷いて、子どもを誘導したら、なんと姑がくっついてきたというわけです。そして子どもが布団に入っている横で、姑が横になり、その子どもの顔を眺めるのです。
特に寝るのを邪魔するというわけではありませんが、私が一番いやなのは、姑は風呂にも入っていない状態の汚れた服と靴下で、私の布団の上にズカズカとあがって来ることなんです。
さすがに悪いと思うのか、私の布団の中に潜り込むことがないのは救いですが、それでも私が布団を敷いたら、すぐに孫にくっついてきて、まさに眠ろうとしている孫の顔を眺めるというのが腹立たしい。
以前は、姑への遠慮があり、「やめてください」と言うことが出来ませんでした。
しかし、同居を始めてからしばらくたち、これがずっと続いたら……と思うとぞっとしました。私は本当に嫌だったので、いろいろな対策を考えました。
そこで編み出したのが、布団を敷いて子どもが布団に入ったら、私もすぐに電気を消して布団に一緒に入る事。もう姑が横になる場所を作らないようにしたのです。
それでも反対側の布団に上がり込み、子どもの顔を眺めていることはありますが、それは私の夫が文句を言うので、だんだんと居場所を追いやられたという感じです。
もう一つ。
姑には自分の部屋があるのですが、万年床の状態。でも万年床には、いつでも横になりたいときに横になれるというメリットがあります。
しかし、姑はなぜかコタツに横になるのが常。おかしいですよね。
私はコタツなんかで横になると背骨がおかしくなるし、絶対に熟睡できないだろうなと思っているのですが、これが姑にとっては快適らしいんです。
すぐにテレビを見ることが出来るし、お茶を飲むことが出来る……。
だからこそ、あまり布団の上で横になる機会がない姑が、私の布団の上は気持ちが良いようで……。そんな理由で私の布団に来られると困ります。
せめて頼むから「人が敷いた布団は気持ちがいい」なんて言ってほしくありません。なんだか気持ち悪いですから。
同居していると、どうしても姑の愚痴というのが出てくるものです。
ですが、せめて守ってほしい自分だけの領域というものはありますよね。
だから、角が立たないようにどのように伝えるか、どうやって知らしめるのがいいのか、それが目下の課題です。
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